Science

Science
キノコは菌糸を通して“会話”している:研究結果
東北大学の研究チームが、キノコが菌糸ネットワークを通じて情報伝達している様子を捉えることに成功した。生物コンピューターへの応用など、菌類がもつテクノロジーとしての可能性を大きく広げるかもしれない。
By Sanae Akiyama
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自由に選べるときも選択の余地がないときも、脳は同じメカニズムで意思決定している:研究結果
自由に選べるときと選択肢がひとつしかないときとでは、意思決定の感覚はまったく異なる。だが、どちらの意思決定も脳内では同じメカニズムによって実行されていることが、このほど最新の研究で初めて示された。
By Ritsuko Kawai

Science
辺境の数学「無限集合」と「コンピューター科学」の新たな架け橋
記述集合論の研究者たちは、無限というニッチな数学問題がアルゴリズムという具体的な言語で書き換えられる事実を証明した。
By Joseph Howlett

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停戦なき海──ホルムズ海峡の海洋生物が直面する危機
米国とイランが2週間の停戦に合意していても、ホルムズ海峡の海洋生物の危機は終わらない。機雷や騒音、汚染が水面下で、生態系を静かに脅かし続けている。
By Evangeline Elsa

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“ロボット犬”が宇宙進出? 惑星探査を効率化する潜在能力が明らかに
人間の介入を最小限に抑えた四足歩行の“ロボット犬”を火星と月を模した実験室で動かし、岩石を調べて鉱物の種類を特定することに成功した。通信遅延という根本的な制約を抱える惑星探査のあり方を大きく変えるかもしれない。
By Ritsuko Kawai
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フライドポテトがヘルシーに? 食感を保ちつつ油を減らす方法を研究者ら報告
カリッとした食感を損なわずに、油の量を控えたフライドポテトはつくれるのか。イリノイ大学の研究チームが、新たな可能性を示した。
By Marta Musso

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太陽系の最果て、カイパーベルトの謎を解明する
次世代望遠鏡による太陽系最果ての領域「カイパーベルト」のマッピングが進み、天文学者たちは未知の天体や謎めいた構造、太陽系の誕生期を解き明かす手がかりを発見しつつある。
By Becky Ferreira

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「アルテミスII」の宇宙船が捉えた美しい瞬間の数々
月周回ミッション「アルテミスII」の有人宇宙船「オリオン」が、約10日間の旅を終えて地球に帰還した。その過程で撮影されたミッションの様子について、画像や動画で振り返っていこう。
By Shigeyuki Hando

Science
世界最小のQRコードが、データ保存の常識を根底から覆す
電子顕微鏡でしか読み取れない世界最小のQRコードが、このほど発表された。セラミック素材に刻むことも実現したことで、情報を数千年単位で保存できる可能性を秘めている。
By Ritsuko Kawai

Science
「アルテミスII」の地球帰還をライブで見るには
アルテミスIIミッションの宇宙飛行士たちは、月の裏側を回る飛行を含むオリオン宇宙船での約10日間の旅を終え、地球へ帰還する。日本時間の4月11日午前、太平洋に着水する予定だ。
By Jorge Garay
Science
生成AIを使った勉強は、知識の定着を妨げる:研究結果
教育現場における生成AIの普及が急速に進むなか、ChatGPTを使って勉強した学生はテストの点数が低い傾向にあることが、ランダム化比較試験で明らかになった。AIが長期的な知識の定着を根本から妨げている可能性があるという。
By Ritsuko Kawai

Science
月の謎はどこまで解けるのか──アルテミス計画が挑む5つの問い
「アルテミスII」の宇宙船が月の裏側を飛行した。NASAはアルテミス計画を通じて、月の起源や水の量、内部構造など、半世紀越しの謎を解き明かそうとしている。
By Jorge Garay

Science
いかにして蚊は人間を見つけて狙うのか?
蚊が人間を探し当てるメカニズムを定量的に解明することに、このほど米国の研究チームが成功した。奇妙な実験に基づく膨大な飛行データから数理モデルが導き出され、いかにして蚊が人間を標的にするのかが明らかになってきたのだ。
By Ritsuko Kawai

Science
「アルテミスII」が捉えた、月の裏側の鮮明な姿
アルテミスIIが、約7,000kmの距離から捉えた月の画像をNASAが公開した。月面のディテールがかつてない精度で明らかになるとともに、宇宙飛行士たちは地球への帰還航行に入っている。
By Jorge Garay

Science
脳を“再配線”するインプラント──脳卒中患者の握力回復を目指す
Epia Neuroは、脳インプラントと電動グローブを組み合わせ、脳卒中患者が自分の手を再び動かせるようになることを目指す新技術を開発している。神経可塑性の仕組みに基づく、リハビリ的なアプローチだ。
By EMILY MULLIN
Health
わずか数分の「息が上がるほどの活動」が重大疾患のリスクを下げる:研究結果
「運動」は時間や総量が重要ではなく、生活における短時間の高強度な動きだけでも心疾患や認知症などのリスクを下げる効果が期待できる──。そんな研究結果が発表された。
By Teruyuki Hayakawa
Science
南極の地下に存在する“重力の穴”、その謎が解き明かされてきた
地球上で最も重力が弱い場所が形成された過程を、米国とフランスの国際研究チームが解明した。数千万年にわたって地球深部で繰り広げられてきた力のせめぎ合いが、南極の氷床形成とも関係している可能性があるという。
By Ritsuko Kawai

Science
最適解を求めるアルゴリズムを最適化する方法が見つかる
効率のよさを求めるロジスティクスやサプライチェーンにおいて、最適解を求めるために用いられるアルゴリズムのシンプレックス法。先端的な研究が、さらなる成果を上げている。
By Steve Nadis

Science
脳インプラントで作曲する男性が語る、BCIが「楽しさ」で進化する理由
事故で四肢まひとなったゲイレン・バックウォルターは、脳に埋め込まれたチップを使い、「思考」だけで作曲に挑んでいる。BCI技術が成功するには、使う体験そのものの魅力が不可欠だと彼は指摘する。
By EMILY MULLIN
Health
アルツハイマー病の“兆候”は、10年以上も前に現れている:研究結果
患者がアルツハイマー病と診断される10年以上も前から、その“兆候”が別の症状として現れていることが大規模な最新研究から明らかになった。いったいどんな症状が兆候になりうるのか。
By Ritsuko Kawai
Health
AIセラピストは“倫理”を守れない? 浮上した15の深刻なリスク
メンタルヘルスの悩みをチャットボットに打ち明ける人が急増しているが、AIは人間のセラピストと同等の倫理基準を満たすことが困難であると専門家は指摘する。18カ月間の分析からは、15の深刻なリスクが浮き彫りになってきた。
By Ritsuko Kawai

Science
初めて見つかった「道具を使うウシ」が意味すること
ウシが道具を使うだけでなく、使い方まで変えられることが、実験を通して初めて確認された。家畜の知性に関する常識を根本から問い直す発見として注目されている。
By Ritsuko Kawai

Science
「アルテミスII」打ち上げ成功。53年ぶりの有人月飛行へ
日本時間の4月2日午前、「アルテミスII」は打ち上げを完了した。4人の宇宙飛行士たちは月面には着陸しないが、月の裏側上空をフライバイ飛行する予定だ。
By Jorge Garay
Science
量子コンピューターの「Qデイ」は数年で訪れる?
現代の暗号を量子コンピューターで解読するためには、数百万個の量子ビットが必要と長年考えられてきた。ところが、その100分の1以下の量子ビット数で実現できる可能性を示す衝撃の研究結果が発表された。
By Ritsuko Kawai

Science
AIはついに人間だけがもつ「メタ言語」能力を獲得した
データで学習した以上の能力をAIが発揮し、言語の曖昧さを理解するようになった。いずれ、人間の理解を越える言語を生み出すかもしれない。
By Steve Nadis
Science
撮影と同時に署名を刻む技術が、ディープフェイク対策の主戦場を変える
画像や動画を撮影する瞬間にセンサーチップ内部で暗号署名を生成する新技術を、スイスの研究者たちが開発した。ディープフェイク対策の主戦場は、ソフトウェアからハードウェアの奥深くへと移行しつつある。
By Ritsuko Kawai

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認知的不協和の理論は本当に正しいのか?
概念の礎となったUFO終末カルトを対象とした研究が、新たな調査によってほぼ否定されつつある。終末論からトランプ支持まで、「信じる」という心理的現象に新たな光が当たっている。
By SHAYLA LOVE
Health
新薬候補の絞り込みを最大1,000万倍も高速化、新たなAI技術が秘めた可能性
新薬開発の初期段階で化合物の候補を絞り込むバーチャルスクリーニングを、最大1,000万倍も高速化するAIを中国の研究チームが発表した。これにより創薬のアプローチが激変するかもしれない。
By Teruyuki Hayakawa

Science
月の裏側へ向かう「アルテミスII」──人類史上もっとも遠い飛行
早ければ4月1日にも、4人の宇宙飛行士が月をフライバイする10日間のミッションへ旅立つ。「アルテミスII」は、人類を半世紀ぶりに月へ送り出す。
By Jay Bennett
Science
地球の深部で起きる“知られざる地震”の世界地図が初めて完成
地球のマントルで発生する稀な地震の分布を、このほどスタンフォード大学の研究者たちが初めて全球マップとして体系的に示した。地震発生メカニズムの根本的な解明に向けた、新たな手がかりとなるかもしれない。
By Ritsuko Kawai

Science
彗星が分裂する“瞬間”を、ハッブル宇宙望遠鏡が偶然捉えた
彗星が分裂する“瞬間”を観測することに、ハッブル宇宙望遠鏡が偶然成功した。少なくとも4つの断片に崩れゆく様子が克明に記録された画像は、彗星の内部構造や太陽系の起源に関する新たな手がかりとなるかもしれない。
By Ritsuko Kawai

Science
中国、脳インプラントを世界初の市販承認。BCIは実用段階へ
中国企業が開発した脳インプラント「NEO」の治療用途での市販が承認された。思考を機械の動きへと変換するブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)は、研究から実用へと移行したことになる。
By Jorge Garay

Science
米西部に熱波到来──エルニーニョと重なり、気象の乱れが続く可能性
米西部が異例の暑さに見舞われている。熱波にエルニーニョが重なれば、異常気象は一時的なものにとどまらず、長期化しかねない。人為的な地球温暖化も影を落としている。
By Molly Taft
Health
脳はアルツハイマー病に対抗する“防御システム”を備えていた:研究結果
脳に蓄積してアルツハイマー病の原因になるタウタンパク質を除去する“防御システム”が人体には存在することを、米国の研究チームが発見した。この仕組みを応用することで、新たな治療法につながるかもしれない。
By Teruyuki Hayakawa

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AIモデルが物理法則を直観的に理解しはじめた
メタのAIモデルV-JEPAは一般的な動画を活用し、現実世界の物理法則を理解し、予測を外れた事態には「驚く」反応まで見せるようになった。
By Anil Ananthaswamy

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まるで“むき出しの頭蓋骨”!? 惑星状星雲の不気味な姿
まるで“むき出しの頭蓋骨”を思わせる不気味な惑星状星雲を、このほどジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた。いったいなぜ、このような姿をしているのか?
By Shigeyuki Hando
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脳インプラント移植から5年、ユーザーと開発者が重ねる試行錯誤
ニューロテクノロジー企業SynchronによるBCIの移植を受けた被験者のなかで、最も長期間デバイスを装着しているのがロドニー・ゴーハムだ。彼はいまも、その可能性を探り続けている。
By EMILY MULLIN
Health
コーヒーやお茶を毎日飲む人は、認知症になりにくい可能性がある:研究結果
1日数杯のコーヒーやお茶を習慣的に飲む人は認知症を発症するリスクが低く、認知機能の低下も緩やかであることが、このほど大規模な追跡調査で明らかになった。身近な飲み物が認知症予防の鍵となるかもしれない。
By Ritsuko Kawai
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南極で唯一の昆虫からも、ついにマイクロプラスチックが初検出された
地球上で最も隔絶された環境のひとつである南極大陸にも、マイクロプラスチックによる環境汚染が到達している。南極固有の昆虫であるナンキョクユスリカの腸から、プラスチック粒子が初めて検出されたのだ。
By Ritsuko Kawai
Science
60,000年前の矢じりから、“毒の痕跡”が見つかったことの意味
南アフリカの遺跡から出土した約60,000年前の石器から、植物由来の毒の痕跡が見つかった。毒矢の使用を化学的に証明した史上最古の事例であり、初期人類がすでに高度な知性と計画性を備えていたことを示唆している。
By Ritsuko Kawai
Science
ネコはなぜ空中で体勢を立て直せるのか?
ネコが高所から落ちたときでも空中で体勢を立て直し、足から着地できるのはなぜか。その理由の一端が脊椎にあることを、山口大学の研究チームが明らかにした。
By Marta Musso

Science
小惑星同士が“雪合戦”!? 「物質の交換」を示す有力な証拠が見つかる
小惑星同士が物質を“交換”している可能性を示す有力な観測証拠が見つかった。その様子は、まるで小惑星同士が“雪合戦”をしているようでもある。
By Shigeyuki Hando