読み方 : ワフ
WAF【Web Application Firewall】Webアプリケーションファイアウォール
概要

Webサーバ上で運用されるWebアプリケーションには保安上の弱点(脆弱性)が存在する場合があり、外部の攻撃者がこれを悪用して遠隔操作や秘密の情報の詐取などの不正アクセスを行う場合がある。本来はサーバ側のソフトウェアの監視や修正に努め、脆弱性をすみやかに排除することが望ましいが、様々な事情から即時に対応できない場合がある。
WAFはWebサーバへの通信を常に監視し、時系列の通信記録(ログ)として保管する。また、あらかじめ登録された不審なアクセスのパターンを検知したり、送受信されるデータ中に特定のパターン(個人情報に似た形式のデータなど)を発見すると、通信に介入してアクセスをブロックする。
WAFは専用のハードウェアとして実装されたものと、ゲートウェイなどのサーバ上で動作させるソフトウェア、また、Webサーバ自体に組み込むモジュールの形になっているものがある。Webサーバと別になっているタイプの製品はネットワークの入り口付近に設置して複数のWebサーバを守ることもできる。
動作モードとしては、リバースプロキシとして動作するものとアクセスを透過させるものに分かれる。SSL/TLSで通信が暗号化されていると通信内容を解析することができないため、WAF自身がTLS通信の終端となって暗号化を解除してWebサーバへ取り次ぐような動作設定にしたり、SSLアクセラレータとWebサーバの中間に設置する必要がある。
関連用語
他の辞典等による「WAF」の解説 (外部サイト)
- ウィキペディア「Web Application Firewall」
- imidas 時事用語事典「WAF」
- 日経 xTECH Active キーワード「WAF」
- 日経 xTECH Networkキーワード「WAF」
- SOMPO CYBER SECURITY サイバーセキュリティ用語集「WAF」
- @IT セキュリティ用語事典「WAF」
- IDCフロンティア クラウド・データセンター用語集「WAF」
- Trellix セキュリティ用語「WAF」
- NTT西日本 ICT用語集「WAF」
- NTTドコモ docomo business Watch IT用語集「WAF」
資格試験などの「WAF」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【令6】 セキュリティ対策として使用されるWAFの説明として、適切なものはどれか。
▼ 基本情報技術者試験
【令3修12/令2修7/平31修1/平29修6/平28春/平27修1/平25秋】 クライアントとWebサーバの間において,クライアントからWebサーバに送信されたデータを検査して,SQLインジェクションなどの攻撃を遮断するためのものはどれか。
【平28修7】 WAFに登録された検出パターンと判定の関係のうち,適切なものはどれか。
本ページを参照・引用している文書・論文など (外部サイト)
- 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ「JANOG52 Meeting」サイバーセキュリティBoF「用語集
」(PDFファイル)にて引用 (2023年7月)