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読み方 : エーブイアールシーピー

AVRCP【Audio/Video Remote Control Profile】

概要

AVRCPとはBluetoothで機器の種類ごとに定義された通信規約であるBluetoothプロファイルの一つで、音楽プレーヤーなどの再生機器をリモート操作するためのもの。スマートフォンデジタルオーディオプレーヤーと、ワイヤレスイヤホンやヘッドセット、車載オーディオなどをBluetooth接続した際に、受信側の機器から再生機器を操作するために用いられる。
AVRCPのイメージ画像

Bluetoothで音楽を聴く環境では、音声データの伝送と再生制御のコマンド送受信は別の仕組みとして定義されている。AVRCPは後者にあたり、音声伝送を担う「A2DP」(Advanced Audio Distribution Profile)などのプロファイルと組み合わせて使われるのが一般的である。

AVRCPが定める操作としては、再生や一時停止、停止、早送り、曲送りといった基本的な再生制御のほか、現在の再生状態の取得などがある。メーカー独自の拡張仕様により、リピート再生やランダム再生のオン/オフに対応している場合もある。拡張仕様は異なるメーカーの製品の組み合わせでは機能しない。

再生中の楽曲に関するメタデータとして、トラック名やアルバム名、アーティスト名、ジャンル、トラック番号、再生時間、同一フォルダ内の曲数などを送信側から受信側に転送することもできる。これにより、車載オーディオや対応スピーカーの液晶画面に楽曲情報を表示することが可能となる。

仕様には「コントローラー」と「ターゲット」という二つの役割が定義されている。再生側のワイヤレスイヤホンはコントローラー、送信元のスマートフォンはターゲットとなる。バージョンは1.0から段階的に改訂され、新しいバージョンではプレイリストの参照や、再生位置のリアルタイム通知、メディアプレーヤーの選択といった機能が追加されている。異なるバージョンの機器を接続した場合、双方が対応する低い方のバージョンの範囲で動作する。

(2026.6.4更新)
 

他の辞典等による「AVRCP」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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